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親子おでかけイベント
Feature article crafted from the perspective of Luntan
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編集部レポート Vol.1
第17回 Playtime Tokyo (洋服編)
「かわいい…」「かわいい…」「はあ、かわいい…」うっとりため息が止まらない、17回目をむかえる、ここ「Playtime Tokyo」は、ベビー、キッズ、そしてマタニティーの展示会。世界各国から自慢のベビー/キッズアイテムが集まり、「ちょっと見てみよう」と好奇心で踏み入ったルンタンスタッフの心をすっかりわしづかみ。数々のすばらしいアイディアの中から、特にルンタンスタッフの目にキラキラ輝き飛び込んできたアイテムを「洋服編」「雑貨編」の2回にわたってご紹介します。
様々なアイテムが並ぶ中でも、特に多かったのが洋服のブース。中でもエストニア発ブランド「Bebe Organic」は、大げさすぎないロマンチックさ、優等生すぎないベーシックさ、素朴すぎないオーガニック素材のアイテムたち、と絶妙なバランスを兼ね備えていました。さっそく、デザイナーであるBirgit Kadakさんに、突撃インタビューしましたよ!
「私には子供が二人、男の子と女の子がいるのですが、長男の肌が敏感肌で。やさしいオーガニック素材の洋服を着せたかったけど、エストニアをはじめとして、ヨーロッパにはおしゃれなオーガニック素材の洋服がなかったの。それで自分で息子のために洋服を作り始めたんです」
男の子の洋服はシンプル、女の子のほうが装飾などデザインに凝ることができるため、ブランドとしては、多くが女の子用のアイテム。でも「男の子の洋服もあるわよって言いたくて」、必ず毎シーズン、シャツやリネンパンツ、ジャンプスーツなど、男の子でも着れるアイテムを用意しているそう。
「パーティではなくて、楽チンで日常に着ることができる、きれいめカジュアルなデザインを心がけています。素材はすべてヨーロッパ。エストニアの伝統的な素材であるリネン、コットンはドイツ、シルクはイタリアから仕入れています。デザインから製造は、すべてエストニアにある私たちのアトリエで。小さなアトリエだけど、みんなでぎゅっと集まって手作りしてるのよ」
小さな襟やレース、エプロンなど、常にエストニアの伝統的なモチーフを念頭において作っているそう。どこかノスタルジック、やさしさを感じるデザインは、そんな彼女のインスピレーションや、ひとつのアトリエで共にはたらく仲間たちから生まれたものなんですね。
日本へは未進出でしたが、今回のPlaytime Tokyoでいくつか展開先が決まったとのこと。公式オンラインショップへは以前より日本からの注文もあったそうですが、今後は日本でもより手軽に購入することができそうです!
Bebe Organic
https://www.bebe-organic.com/
次にご紹介したいのは、イタリアのブランド「Aghi e Bubi」。ちょうどランチ中とのことで、デザイナーさんとはお話できませんでしたが、日本にもルーツを持っているという彼女。イタリアらしい洗練されたセンスにどこかアジアンちっくなテイストを忍ばせたデザインが、とても魅力的でした。こんな素敵なおそろいのワンピースを着て、娘と一緒にお買い物に出かけてみたーい!
残念ながら日本での展開は未定とのこと。どなたか日本のバイヤーさんが、この素敵なブランドに気づいてくださいますように。公式サイトでは、今シーズン、そして過去のコレクションも見ることができますよ!
Aghi e Bubi
https://www.aghiebubi.com/
※Playtime Tokyo は、業界関係者のみを対象としたイベントです。一般の方は入場できません